愛犬のしつけに苦労しなくなるちょっとしたコツをお伝えします

愛犬のしつけに苦労しなくなるちょっとしたコツをお伝えします

大型ショッピングセンターにお買い物に行ったときについふらっと寄ってしまうのが、ペットショップ。最高級に可愛い看板娘と看板息子が入り口でこっちをみてるんですもの、入りたくもなっちゃいますよね。値段がバカ高いのは置いといて、みてるだけで癒されますよね。じって見つめられたから運命を感じて飼うことを決めてしまう方もいます。そのくらいの魔力があるのが愛犬や愛猫なのですよね。ペットを飼うことに慣れている人ならまだ良いですが、初めて飼う人にとっては何もかもが初めてでしつけってなにをすれば良いのかわからない方も多いはず。そんな方々にとって少しでも助けになれば良いなぁと思います。

子犬から育てるのであればしつけが超大事

ねぇねぇ〜!パパ〜!ママ〜!犬かいた〜い!!!飼って〜!というどこの家庭にでもある微笑ましい光景ですね。実際のところペット嫌いじゃない限りは大人もペットを飼いたい気持ちはありますよね。特に自分が子供だった頃にペットを飼わせてもらえなかった経験がある大人は、子供にペットを飼わせてあげたいという気持ちもあるはず。よし、まずは飼ってみよう!と安易に飼ってしまった後に訪れるのは「こんなはずじゃなかったのに……」という後悔。めちゃくちゃ吠えるし、全然懐かないし、朝も夕方も散歩に連れていかなきゃいけないし、子供は結局面倒をみない……。これは飼い方がわからない人に訪れる結末とも言えるのかもしれません。ワンちゃんは可愛いですが、命ある生物ですし意思もあります。ただ可愛がっていれば済むというのは、飼う前の良いイメージだけしか想像できていないことが招く誤った思想からなのですね。ワンちゃんを飼うのであればまずは一にも二にもしつけと言われるくらいにしつけが大事なのです。

 

しつけで最初に行って欲しいのはトイレ練習もそうだけど……

おそらく初めてワンちゃんを飼う人は、「しつけといえばまずトイレでしょ」と考えがち。これってなんででしょうね?さまざまな理由があるかもしれませんが、大きな理由の一つは「糞尿で家の中を汚されては困るから早く自立して適切な場所にトイレをしてほしい」というものではないでしょうか?要するに自分に危害が加わることは困る、という思想ですね。臭いし、後処理も面倒くさいし、ダブルくさいですねこりゃ!だからまずはトイレが一人でできるようになってほしい、とは誰もが思っているはず。もちろんそれはそれで当然なことなので早くトイレを自立させることに越したことはないですがもっと大事なのが「社会化トレーニング」と呼ばれるものなのです。

 

 

子犬の社会化トレーニングとは

室内犬であれば、外で何か物音がしたら吠えまくったり家の中の物を荒らしたり、ソファをかじったりしてしまう。外飼いのワンちゃんであれば、家のまえを何かが通るだけで威嚇して吠えまくる。一歩散歩に出れば、他の犬を見つけるや否や吠えまくっておさまらない。小動物を見つけたら飼い主を引っ張ってまでそちらへ走って追いかけようとする。一歩間違えれば他の方の飼っているわんちゃんに危害を加えかねないですよね。ワンちゃん飼育歴がない人や浅い人は、散歩は愛犬の運動のために行うものと思っている方もおられるかもしれませんが散歩の意味は大きく分けて3つあります。

 

散歩の意味

  1. 運動機会の確保
  2. ストレス発散
  3. 社会化トレーニングとしての散歩

 

ワンちゃんは個体の性質にもよりますが基本的には健康のために運動が必要です。それは筋肉や関節などの身体面の健康もそうですし、病気にならないための内臓としての健康な体づくりとしての意味合いもあります。そして精神面の健康維持という意味合いもあります。それが2つ目のストレス発散としての散歩ですね。

そして3つ目の社会化トレーニングとして散歩。これが今回フォーカスを当てているところですが、この世界には自分と家族とその他の人間や動物がいるということを認識させて、みんな敵ではないということを理解させる必要があります。例えば頭の良い典型的なわんちゃんにボーダーコリーというワンちゃんがいます。全犬種の中でもトップクラスに頭が良いと言われているワンちゃんです。では頭が良いからしつけをしなくてもなんでも最初からできてしまうのかというと、そーゆう意味ではないのです。どんな犬だろうと犬であることには変わりありません。しつけがされていない犬は素質があっても素行の悪いワンちゃんになってしまいます。自宅から出て他の犬や人間に会っても無闇に吠えまくらないように、良好な関係を持てるようにするには社会化トレーニングが必要なのです。だから散歩は健康のためだけではなく、愛犬がこの世界で生きていくために必要なお勉強だと思って欲しいのです。子供が学校に行って他人との関係やコミュニケーションを学ぶように、犬も同様に学ばなくてはなりません。それが飼い主の役目であり使命であります。

 

 

 

しつけは言うほど簡単ではないもの

だからと言って、しつけはそんなに簡単なものではないですよね。人間の思い通りに行けば苦労しません。犬にだって意思がありますし、性格も違います。自立心がとても強いワンちゃんもいれば依存心が強いわんちゃんもいます。本能的に番犬としての血筋が強ければ他の犬よりもよく吠えます。トレーニングをしてもなかなか結果に結びつかないワンちゃんだっています。でもそれはただ可愛いだけで飼うことを決めてしまい、そしてその自分が飼うことを決めた愛犬に対して理解をしようとしない飼い主の責任でもあるのです。わたしは犬や猫の殺処分に異を唱えている人間です。だから自分の無知でペットを蔑ろにする人間が好きではありませんのでちょっとわたしも今吠えちゃってますが、お許しを。

今回はしつけの方法には言及するつもりはないです。しつけをちょっとでも楽に行ってもらうための方法としてのひとつをお伝えしたいと思っています。それが、おやつを与えながらのしつけです。もちろんそんなのやってるよ!と言う方も多いと思いますが、今回お伝えしたいのはそのおやつの種類とあげ方なのです。

 

 

 

おやつは飼い主と愛犬の大切なコミュニケーションツール

わんちゃんが身体面も精神面も健康でいられるための方法で有効かつ簡単に行えるものが、散歩(犬種によっては思い切り走り回ることが必要)と精神的にリラックスできる環境を作ってあげること、です。自分に置き換えてみてください。人間が健康でいられる方法ってなんでしょうか?バランスの良い食事と適度な運動と良質な睡眠、そして自分が楽しめる余暇を過ごすことではないでしょうか。毎食カップラーメンで仕事ばかりして毎日睡眠時間は3時間、大好きな趣味に時間を割けるはずもなく運動なんてもってのほか。ストレスが溜まって暴飲暴食、酒タバコ。こんな生活をしていたらそりゃ健康寿命、ひいては寿命自体を縮めてしまいますよね。犬も同じなんですよ。ワンちゃんにとっておやつは幸福の時間です。散歩の中にちょっとしたしつけやトレーニングを織り交ぜて、うまくできたらおやつは小刻みにあげる。そしてそのおやつに気持ちを落ち着かせる成分が入っていると一石二鳥ですよね。

 

 

ワンちゃんは本能的にハーブで心が落ち着く

ワンちゃんは本能的に草花を食べて心を落ち着かせていたらしいのです。どちらかというと犬は肉食なイメージだと思いますが、精神的健康のためにハーブをはじめとした草花を食べていたとは驚きですよね。おやつにこのハーブの成分が含まれていて尚且つ犬の好きなお肉が入っていれば愛犬も大喜び。しつけのときは最良のコミュニケーションの場なので、しつけは愛犬のために行っているのだと言うことをわかってもらうためにしつけをしながら心を落ち着かせるおやつを与えることでより効果のあるしつけができるという算段です。犬種によってはトレーニングが大好きなわんちゃんもいますが、基本的にしつけは嫌いですし、しつこくしつけられる逆効果となってしまいます。ワンちゃんが今現在ストレスが溜まっているかどうかのサインを見逃さないようにしてくださいね。代表的なストレス感じてますよサインをお教えしておきますね!

  • 無駄吠えをする
  • 体をブルブル震わせている
  • 唇を舐めたり目を頻繁に細める
  • あくびが多い
  • 落ち着きがない
  • 自分に尻尾を追いかけるように走る

 

このような症状があるときはストレスが溜まっているかもしれませんのでよく見てあげてくださいね。

 

おやつの質を考えてしつけと合わせて与えるしつけ方法で建設的かつ効果的に

今回お伝えしたのは、しつけをするときにただのおやつを与えるのではなく精神的にもリラックスできる成分も含んだおやつを選択的に与えることで、ワンちゃんも今はしつけの時間なんだなと言うことを徐々に理解してくれるようになります。しつけとおやつは飴と鞭のようですが、飼い主と愛犬の最良のコミュニケーションの場でもあります。どうせならしつけも有意義な時間にしたいですよね、お互いにストレスが溜まっては意味が逆効果です。

少し値段が張っても最初のしつけが肝心だと思えば高くない

犬がお利口になるかどうかは子犬の時の教育が全てだと言っても過言ではありません。しつけの時にちょっとした工夫をするだけでしつけが楽になる方法をお伝えしました。今回わたしが紹介したいのは「わんか〜む」と言うハーブと鹿肉が含まれたおやつです。ちょっとお値段は高いですが、とても評判がいいおやつですので、初期投資だと思ってしつけの時間に与えてみてはいかがでしょうか。6ヶ月も続けると効果が出てくるようですよ!