犬の飼い主からすると、愛犬を幸せにしたいのは当然です。しかし、犬は言葉が話せないので、どうすれば犬が幸せを感じるのか今ひとつわからない人も多いでしょう。pochipochiでは、犬にとっての幸せを考えるとともに、そのために飼い主ができることについて解説します。
犬にとっての幸せは犬によって違います。ただ、どの犬にも共通して幸せといえるのは飼い主から愛情を受けることです。犬の先祖は群れで暮らしていました。そのため、頼りになるリーダーや家族を求める傾向にあります。リーダーとして飼い主が優しく接すると、犬は心地よい日々を送ることができます。
十分な運動や食事をさせるのも犬の幸せに繋がります。人間と同じく、犬にとっても健康は幸せを感じるために欠かせない要素のひとつです。病気になったからといって、すぐに不幸になるわけではありませんが、身体の負担やストレスは増してしまうでしょう。また、犬としての本能を満たせるかどうかも重要なポイントです。犬は元々捕食動物であり、狩猟本能を少なからず持っています。ボールを追いかける、綱引きをするなどの遊びでこの狩猟本能を満足させると、犬は幸せを感じるでしょう。
では犬を幸せにするために飼い主は何をすればいいのでしょうか? まず、一緒に過ごす時間をできるだけとるのが基本となります。一緒にいる時間の長さに比例して、犬の幸せは大きくなるといっても過言ではないでしょう。飼い主に遊んでもらったり、撫でてもらったりする時間が犬にとっては至福です。日々の恒例行事である散歩の質を高めることも意識しましょう。犬のリードをぐいぐいと引っ張るのではなく、落ち着いて歩けるようにします。散歩の途中で自由に匂いをかげる場所を設けたり、散歩のコースを定期的に変更したりといったアプローチをとれば、犬にとってより楽しい散歩となるでしょう。
犬が嫌がることはできるだけやめるのも大切です。身体を撫でられるのは好きでも、足先に触られるのは苦手など、犬によって嫌がる行動は変わってきます。犬が嫌がる行動を飼い主が察してあげられるようにしましょう。ただし、甘やかすだけでは犬は幸せになれません。しつけができていない犬は人間社会で迷惑な存在となってしまうため、幸せに過ごすのが難しくなります。適度なしつけと愛情のバランスをよく考えるようにしてください。
そして最後に何より大切なことは愛犬のことを知ることです。あたりまえですが、犬は人間ではありません。犬にとってやって良いこと、悪いことが存在ます。ぜひとも本サイトの情報も参考にしてみてください。pochipochiでは、犬を迎えるための準備、ごはん、さんぽ、しつけ、遊び方、ケアの方法、介護、お別れなど、犬を飼う際に役立つ情報が網羅されています。