気になるペットの臭いに対する最適な対策とは?!
ペットは飼いたい。でもペットを飼うと部屋の中臭くなっちゃうって聞くし……。でもやっぱり飼いたい!ペットによる嫌な臭い、良い対策ありませんか?!という質問はよく聞きますよね。ペットを飼っている家庭に来客があった時、獣臭がしたら嫌な気分にさせてしまうんじゃないかと心配ですよね。今回は気になるペットによる部屋の臭いの対策をお伝えしますよ!
犬種によって体臭がほとんどしないものからすごく臭いを放つものまでいる
まずは現在あなたがまだペットを飼う前であれば、臭いが気になるのであれば、まずはなるべく体臭が少ないワンちゃんを選ぶのはいかがでしょうか。参考までに体臭が少なめのワンちゃんをご紹介しますね!
- チワワ
- パピヨン
- プードル
- マルチーズ
- ボーダーコリー
- シュナウザー
- サモエド
- グレートピレニーズ
- シベリアンハスキー
- ダルメシアン
- ミニチュアピンシャー
- イタリアン・グレイハウンド
- ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
- バセンジー
この記事では詳細は省略しますが、ここら辺のワンちゃんは体臭が少なめと言われておりますので参考にしてみてくださいね。
2つのペットの臭い対策
ペットの臭い対策は大きく分けて2つあると思います。
- ペットそのものからでる臭いに対する対策
- 家の中に蓄積した臭いに対する対策
1はペットの体臭に対するケアですね。2はソファやカーテンなどに蓄積された臭いの元に対するケアです。これらの具体的な方法を順々にみていきましょうかね!
そもそもペットの臭いの原因は何なのか?
では、ペットの臭い、なぜするのでしょうか。あんなに可愛いのに。いわゆる獣臭というものですよね。ワンちゃんはいくら可愛いと言っても動物です。なぜ臭いがするのかその原因をお伝えしますね。
- 口臭
言わずもがな、まずは口臭です。ワンちゃんの口からミントやレモンのフレーバーがすることはあまりないですよね。どうしても臭いがしてしまうものです。それはひとえにワンちゃんはデンタルケアが難しいということ、また口内は人間と同じで細菌もたくさんいますし歯垢や歯石もできてしまいます。
デンタルケアのコツについてはこちらもご覧ください - 糞尿
ワンちゃんも自分でトイレに座って下水道に糞尿を流せればどれだけ助かるか……(笑) ワンちゃんのトイレも消臭に気合を入れた商品がたくさんありますが完全に臭いをゼロにすることは難しいですよね。すぐに飼い主が処理できればいいのですが日中長いお留守番をしていると難しいのでどうしても糞尿の臭いが部屋中に広がってしまいます。たまに自分の被毛に糞尿がついてしまってそのまま部屋の中を歩き回っていることもありますしなかなか解決が難しい問題でもあります。 - 汗腺
犬にも人間と同じように汗腺は2つあって、エクリン腺とアポクリン腺がそれです。ちなみに汗そのものは臭いはしないんです。このアポクリン腺から出る汗が酸化することであのような臭いを発します。 - 皮膚の皺の臭い
全犬種に皺があるわけではありませんが、ブルドッグなどの皺があるわんちゃんですとそこに汗や汚れが溜まって臭いを発します。 - 耳、涙やけ、肛門
耳や肛門も臭いを発する場所です。特に垂れた耳のタイプのワンちゃんの臭いを嗅いでみると結構臭いんですよね。涙やけも臭いを発することがありますので、毎日メンテナンスをしてあげてくださいね。
大きく分けてここら辺がワンちゃんから出る臭いです。まずはこのわんちゃんから出る臭いは飼い主がケアできるものもありますので、ケアをしてあげてくださいね!
ペットそのものから出る臭いへの対策
ペットからは口臭や糞尿、汗腺などなどから臭いを発することがわかりましたね。これらの臭いは飼い主のケアの仕方次第で改善できますよ!方法自体は簡単なのですが、毎日やるとなるとついつい面倒臭くなってしまって三日坊主になってしまうことで体臭がひどくなることは多いかもしれません。ケアの方法は以下の通りです。
- ブラッシング
被毛があるわんちゃんであれば毎日ブラッシングしてください。毛並みも清潔になりますし汚れも取れます。また皮膚を刺激することで血行も良くなります。 - シャンプー
シャンプーを適度にすることで体臭予防になります。犬の場合はシャンプーをしすぎると皮膚のバリアが落ちてしまうので、2週間に1回くらいがいいペースかと思います。例えば毎月1日と15日にシャンプーをすると決めておけばわかりやすいのではないでしょうか。 - デンタルケア
歯磨きをしっかりできるのであれば飼い主がやってあげてください。歯磨きは嫌がるわんちゃんが多いので、歯磨きガムやジェルなどを使う方もいます。最近のおすすめはキブルタイプのデンタルケアです。デンタルケアをすることで口臭予防になります。 - 耳、目やに、肛門付近、足裏の掃除
ワンちゃんは至る所に汚れが溜まりやすいので、個体によって違いますが汚れが溜まりそうなところは頻繁にメンテナンスしてあげてくださいね。
このくらい簡単じゃん、って思うのですが継続することは簡単なことではありません。日課として毎日できることはしてあげると体臭予防になります。
家の中に蓄積した臭いに対する対策
次はわんちゃんの臭いが蓄積した家具などに対する対策ですね。結局ワンちゃんから出る臭いはゼロにはできませんので、多かれ少なかれ臭いは家の中の至る所に蓄積します。それに対する対応をするのもまた臭いの対策となります。
- 換気をこまめにする
部屋中を締め切っては臭いはこもり、染みつきやすくなりますのでまずは換気をしっかり心がけてください。 - 空気清浄機を使う
空気清浄機を使うことで、ペット臭としてのアンモニアなどを脱臭することができます。ペット用専門としての空気清浄機というのは今はまだ売っていないのですが、ペット臭も短時間で脱臭する効果があると謳っている空気清浄機もありますので調べてみるといいですね。 - 臭いがつきやすい布製品をこまめに洗う
ソファやクッション、カーテン、カーペットなどは臭いがついても洗うことができます。特に直接カーペットなどに糞尿をされてしまった時は時間が経つとなかなか取れないものです。すぐに洗いましょうね。 - 消臭剤を使って臭いを消す
ペット用の消臭剤はたくさんありますが、これはどのような消臭方法なのかをきちんと調べてくださいね。ペットが誤って舐めてしまっても安全なものを選ぶのはもちろんですが、臭いに対して臭いでかぶせるものはあまり効果がありませんので臭いを「消す」ことを目的としていてかつペットに安全なものを選ぶといいと思います。
おすすめの消臭剤をご紹介
最後におすすめの消臭剤をお伝えしますね。消臭剤は大きく分けて3つあるかと思います。
- シートタイプ
シートタイプは直接汚れたところなどを拭くタイプです。もし粗相などを見かけたらすぐにシートタイプで拭いてあげてくださいね。 - 置くタイプ
西川貴教さんのCMが思い浮かびそうですが、あの消臭力のように置いておくだけで消臭効果があるものですね。これもペット専用のものも売っておりますのでそれを選んであげるとペットに優しいと思います。 - スプレータイプ
こちらは家の中に蓄積した臭いが気になる布などの部分に直接吹きかけることで消臭効果があるものですね。その都度気になったら吹きかけることができるます。またペットに直接かかっても安全なものもあります。そしてスプレータイプにも臭いで被せてしまうもの多いのでしっかり消臭効果があるものを選んだ方がいいと思います。
どれがいいというわけではなく、その場の状況に合わせて使用すると良いかと思います。
まとめ
今回は気になるペットの消臭方法をお伝えしました!対策は大きく分けて2つ、ペットに対するケアと家中に蓄積した臭いに対するケアです。この2つに気を遣ってなるべく悪臭のない生活を手に入れてくださいね。