いろいろなチェックが必要!犬を飼う(迎える)ための準備について

いろいろなチェックが必要!犬を飼う(迎える)ための準備について

テレビやインターネットをみると、可愛い子犬の動画が溢れかえっています。飼い主に甘えている姿や、無邪気に寝ている様子などをみているうちに、自分でも飼ってみたくなる人は多いでしょう。子犬を実際に飼うと生活に癒しが生まれますし、毎日が楽しくなるケースが多いです。ただし、犬を飼う場合には事前に確認しておかなくてはならないことがあります。費用もそれなりにかかりますし、環境の準備もいろいろと大変です。また、犬は当然のことながら生き物ですので、命を預かる覚悟をしなくてはなりません。途中で飼うのをやめるといった無責任は許されないと心得てください。本記事では子犬を飼うにあたって準備すべき内容を多方面からまとめています。

犬を飼う意味についてまずは考えよう

子犬が可愛いのは確かです。小さい体で動き回り、飼い主にじゃれつく姿は誰がみても、心がなごむ光景といえるでしょう。子犬を飼えば新しい家族が増えたような雰囲気になりますし、孤独感から解放される人は多いようです。しかし、子犬はただ可愛い存在というわけではありません。飼い主の要望にいつも応えてくれるわけではなく、ときには煩く吠えたり、部屋を散らかしたりといった悪さをする場合も珍しくはないです。子犬の愛らしさだけを期待して飼ってしまうと、そのギャップに苦しむ展開になりかねません。子犬を飼う前とあとでは生活の忙しさが変わります。問題行動を起こさない子犬に育てようと思うと、食事や散歩などを通じたしつけが欠かせません。しつけだけでなく、一緒に遊ぶ時間をできるだけ取り、子犬のストレスを発散させるのも大切です。子犬のために時間を取れば取るほど、お互いの信頼関係は強くなっていきます。逆に、日中に長時間家を空けるなど、子犬を放置する時間が増えるほど、性格や成長に支障が出るリスクが上がります。独り暮らしの社会人が子犬を飼う場合には、自分の生活リズムを考慮しましょう。仕事で帰宅がいつも深夜という生活を送っているのであれば、子犬のケアに時間を割くのが難しいです。そうなってくると、子犬はトイレを失敗したり、いたずらで部屋をぐちゃくちゃにしたりといったトラブルが起きやすくなります。子犬を飼うことがストレスになるような環境は避けるべきです。犬は若いときほど、物覚えがよい特徴を持っています。子犬を迎えてすぐのタイミングでは、自分の予定をながしろにしてでも、犬のために尽くす努力が必要です。種類にもよりますが、犬の平均寿命はだいたい15年です。犬が子犬のあどけなさを持っているのは数カ月ぐらいと考えたほうがよいでしょう。長い付き合いになりますので、子犬のときの愛らしさだけではなく、成長したあとのこともしっかりと想像したうえで犬は飼わなくてはなりません。15年の期間は長いため、生活環境や家族構成が変わる可能性は十分にあります。人生設計をしっかりとしたうえで犬を飼うかどうかを決めるようにしましょう。犬を飼えば、生活に制限が生まれますし、世話にかかる手間もそれなりに大変です。しかし、それらを乗り越え上手に付き合っていければ、犬は苦労をはるかに超える幸せを提供してくれます。

子犬のサイズはどれがよい?

室内で飼うか屋内で飼うかも重要ポイント犬のサイズはバラエティ豊かです。小型犬、中型犬、大型犬だけでなく、小型犬よりもさらに小さい犬もいます。サイズの定義は明確ではないものの、体重で分けるのが一般的でしょう。小型犬は5kg~10kgで、トイプードルやミニチュアダックスフンドが該当します。中型犬は10kg~20kgで、柴犬やボーダーコーリーなどが代表的。大型犬は5kg~10kgで、ゴールデンレトリバーや秋田犬などが有名といえます。犬はサイズによって飼い方が変わってきます。サイズがコンパクトな小型犬であれば、室内で飼うのが比較的容易です。大型犬になると、運動量が増えますので、屋外のほうが飼いやすいかもしれません。犬はサイズが大きいほど、食事量が増える点にも注意してください。犬を屋内で育てるか、屋外で育てるか、迷ってしまう人もいるでしょう。屋内は屋外ほど、犬を自由に走り回らせるのが難しいですが、メリットはいろいろとあります。室温の管理が可能、という点が特に大きいです。犬は暑さに弱く、熱中症になりやすいので屋内で室温を調整してあげるのがよいです。室内であれば拾い食いも防げるため、変なものを口にして体調不良になる心配も少ないでしょう。屋外で犬を飼う際にはいろいろなデメリットがあります。犬は縄張り意識を持つ動物ですので、自分の住処に近づくもの対して吠えるのは仕方がありません。吠え方があまりに激しいと近所からクレームがくることもあり得ます。さらに、犬は屋外で飼うと、誰がリーダーなのか判断しづらくなり、飼い主の命令に従わないケースが発生しがちです。犬は基本的に一人になるのが寂しい性質を持っているので、できれば室内で飼い、常に一緒にいてやるのが理想といえます。屋外で犬を飼うのであれば、暑い日や寒い日は屋内にいれてあげるようにしましょう。そして、声掛けや接する機会をできるだけ増やし、小まめに遊んでやるのが重要です。孤独になるほど犬はストレスをためてしまうことを忘れないでください。

犬を飼う際に必要なアイテムとは

この段落では犬を飼う(迎える)にあたって必要なものについて解説をしていきます。#食器、水飲み食事の際のドックフードなどをいれる食器や水飲みは犬専用のものを購入しておいてください。子犬のうちは小さいサイズで問題ありませんが、成長につれて食事量が増えますので、それに適した買い替えをする必要があります。#ドックフードドックフードは様々な種類があるため、どれを買えばよいのか困る場合もあるかもしれません。そのようなときは「総合栄養食」と表示があるものがおすすめです。総合栄養食は犬に必要な栄養素を満遍なく含んでいます。新鮮な水とセットで与えれば、健やかな成長が期待できます。食事量は目安がありますので、適当にあげるのではなく、計測をしたうえで与えるようにしましょう。#ゲージ、ベッド、トイレ犬を室内で飼うのであれば、犬専用の生活空間を確保してあげてください。ゲージで犬の居場所を作り、犬用のベットやトイレも必要です。ベッドはクッションや毛布などで代用してもかまいません。#おもちゃおもちゃは犬のストレスを解消させるのに持って来いのアイテムです。ボールを投げて持ってこさせたり、ロープトイで引っ張り合いっこをしたりするのもよいでしょう。犬が楽しめるのはもちろんですが、おもちゃで遊ぶ犬の姿をみていると、飼い主もうれしい気分になってくるはずです。#首輪&リード屋外で犬を散歩させたり、繋いだりするのであればリードは必需品です。万が一、犬が脱走したときのために、首輪に飼い主の連絡先を書いておくようにしましょう。

人の家は危険がいっぱい!

犬が暮らしやすい環境を整える犬を自宅に迎える環境作りは、とても重要になります。まず、ゲージは日当たりがよく、風通しがよいところに設置しましょう。日光やエアコンが直接当たるような場所は避けるようにしてください。特に子犬のうちは様子を手厚くみてあげる必要があるので、家族の目が行き届きやすいかどうかもポイントになります。子犬のうちはトイレをゲージのなかにおくのが基本です。ゲージ内のトイレで排せつができるようにしつけていきます。トイレが上手くできるようになれば、人と同じところにトイレを徐々に移動しましょう。人が暮らす家は、子犬にとっては危険がいっぱいです。火や刃物がある台所や、水で溺れる危険のある風呂場などは入れないようにします。その他にも、ベランダに転落防止の策を用意したり、玄関から勝手に出れないように脱出防止策を設置したりするのも大切です。また、子犬はなんでも口にする癖がありますので、飲み込みそうなものはあらかじめ排除しておいてください。薬品、輪ゴム、たばこなどは犬が届かないところへ閉まっておきます。

犬の費用ってどれぐらいかかるの?

Cute dog playing with toilet paper in bathroom at home犬をペットショップで購入すると、10~数十万円の費用がかかります。それだけでも、相当な額ですが、実際にかかる費用はそれだけではありません。犬を迎えるためのゲージ、食器、首輪などを用意するのに2万円前後かかりますし、混合ワクチンの費用も1万3000円程度を見込んでおくべきです。さらに、犬は毎年かかる費用もあります。食費、おもちゃなどの消耗品だけでなく、狂犬病予防注射やフィラリア予防薬なども毎年必要です。これら年間の費用は一概にはいえませんが、7~10万円程度が相場といえるでしょう。それ以外にも、病気やケガをした場合は別途費用がかかりますし、避妊や去勢手術をするのであれば、2~4万円の費用がかかります。動物愛護センターや保健所などから犬を引き取れば、ペットショップのような犬の購入費はかからないことを覚えておきましょう。不妊手術やワクチン接種の費用を払ってもらえるケースもあります。ただし、動物愛護センターや保健所で犬を引き取るのであれば、「譲渡前講習会」を受けなくてはなりません。この講習会は週末ではなく、平日に予定が組まれることがあるため、社会人は注意しましょう。また、犬を引き取る際には「一人暮らしではないこと」、「ペットが飼える住宅の証明」などいくつか条件が課されるのも特徴です。

子犬はデリケート!犬を引き取る際のチェック事項

犬の引き取り先はペットショップや保健所などいろいろなパターンがありますが、引き取る際に確認すべきポイントは決まっています。まず、与えていたフードの種類、回数、量などを把握しましょう。犬を引き取って間もないときは、元々食べていたフードを継続する方がスムーズです。フードを食べさせていた時間についても確認をしておきましょう。トイレの時間や特徴などもヒアリングの対象です。排せつは犬の健康状態を示す大事な情報となります。量や回数に不自然な点はないか、下痢をしていないかどうかなどをチェックしましょう。可能であれば、今まで使っていたおもちゃやトイレなどを譲ってもらえないかどうかも聞いておきたいです。自分の臭いがついたものは子犬を安心させます。トイレが変わることで、排せつが上手くできなくなるような犬も少なくありません。ペットショップであれば十分な検査がされていることが多いですが、里親から引き取るようなときは、予防接種や寄生虫検査などがすんでいるかどうかは必ず確認しなくてはなりません。これらをせずに犬を飼い続けると大きなトラブルを引き起こす可能性が高くなります。

お迎え初日は優しくが一番大事

子犬を迎えた初日は、とにかく安心させてあげることを心がけてください。準備したゲージのなかに子犬をいれ、そこが自分の居場所であることを教えます。引き取り先からおもちゃや毛布をもらえている場合は、あらかじめゲージのなかにいれておきましょう。子犬が遊びたがっているようであれば、一緒に遊び、リラックスさせるとよいです。ただし、初日は子犬も新しい環境で精神的に疲れている可能性があるので、遊ぶ時間は長くなり過ぎないようにします。子犬の間、食事は1日4回程度与えますが、初日は緊張してフードをあまり食べないケースもあるかもしれません。そのようなときは無理に食べさせず、子犬の様子を優しく見守るようにしましょう。子犬が環境になれはじめてきたら、ゲージから出し部屋のなかを少しずつ探検させてもよいです。部屋は綺麗にし、ゴミなどをくわえさせないように気をつけてください。しつけやトイレトレーニングも、様子を伺いながらだんだんと始めていきましょう。子犬の性格によっては新しい環境への順応が遅い場合もあります。子犬がなついてくれず、焦ってしまう飼い主もいるかもしれませんが、あまり気にし過ぎないのが犬を飼う際のコツです。時間が経てば犬は自然と心を開いてくれますので、じっくりと絆を深めていきましょう。
犬と楽しく生活するために、準備は万全にしておこう

まとめ

犬との生活には様々な楽しみがありますが、残念ながら犬は誰もが飼えるものではありません。犬に対して時間と労力をどれだけ使えるのかを、長期的な目線で考えてみてください。どれほど犬が好きであっても、自分のおかれている環境次第では犬との生活は上手くいかないのです。また、費用面の負担も決して小さくありません。ペットショップで購入するのであればその時点で10万円以上の出費になるケースが多いですし、その後も食事や予防注射などでいろいろな費用がかかります。犬を飼うのはいろいろと大変ですが、犬は忠誠心が強く、飼い主を一番に愛してくれます。そんな犬と共に過ごす生活は、飼い主に大きな充実感を与えてくれるでしょう。犬を飼うための準備は万全にして、飼い主と犬、両方が幸せになれるような関係を目指してみてください。

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