愛犬が健康で長生きするには、関節の健康が大事!
当然のことながら愛犬には健康で長生きして欲しいですよね。食事や睡眠が大事なのは当然ですが、運動も健康維持にとても大事ですよね。結局のところ人間もワンちゃんも同じなんです、健康のためには食事、運動、睡眠が大事。しっかり栄養をとって適度な運動をしてよく眠る。これに限ります。ワンちゃんは毎日散歩が必要なほど運動が大好きですし、精神状態を良好にしてストレスを溜めないようにするのも運動の効果です。逆に言えば、運動ができなくなってしまったらどうなるでしょうか?体調が悪くなったりストレスが溜まって精神状態が悪くなったりして、寿命を縮めてしまう……なんてことになりかねません。
なぜ犬は運動ができなくなってしまうのか
この世の掟として絶対と言われること。それは命あるものは必ず終焉を迎えるということ。これは人間も犬も同じです。必ず老いがやってきて病気にならなくても衰弱していき最終的には死を迎えます。寿命を全うできればいいのですが、老いより前に運動ができなくなってしまうことにより寿命を縮めてしまったら悲しいですよね。運動ができなくなるということは健康維持のための要素の1つがなくなるということです。身体的にも精神的にも老いを早める結果となります。ですので、可能な限り運動を続けられる身体を維持できることが長生きする秘訣となるわけですね。
では、ワンちゃんが運動できなくなってしまう原因はなんでしょうか?単純な老いもありますし、遺伝的な病気になってしまうこともあるでしょう。ではそれ以外では?それはズバリ関節の状態です。例えば人間のおじーちゃんおばあちゃんも膝やら腰やらが痛いとよく言ってますよね。膝が痛くて歩けねぇ〜なんて井戸端会議で話しているのを聞いたことありますよね。逆に言えば、痛くなければ歩ける、ということです。痛みがあると動くのを避けようとします。それは犬だって同じですよね。関節が痛かったら散歩だっていきたくありません。ジャンプもできませんし、走り回るなんてもってのほかですよ。どうやったら関節の状態が悪くならないように維持できるのでしょうか。もちろん食事は当然のことながら大事ですが、関節を守ってくれているものがなんなのかを知れば自ずと関節への負担を減らす方法がわかるはずです。
関節への負担を減らす方法
こんな話を聞いたことはありませんか?人は歩くだけで体重の3倍の力が膝にかかっている、と。60キロの人だと180キロの力が膝にかかってしまっているわけです。恐ろしい力ですよね。なぜ3倍の力がかかるのかは身体力学つまりバイオメカニズムの理論を知ればわかるのですがここでは割愛します。要するに関節には体重以上の力がかかっているため気づかないうちに負担をかけてしまっているわけなんですね。若い時は気づかないですが、日々生活を続けているだけでじわりじわりと関節をすり減らしているわけです。だから高齢になると不具合が出てくるわけです。機械も同じですよね、新しいものも使い続けていればいずれガタが来る。ではどうすれば関節への負担を減らすことができるでしょうか?
- 太りすぎないこと
体重が重ければ重いだけ関節への負担が増えます。体重管理も立派な関節保護になるのです。 - 筋力を維持すること
関節の周りには必ず筋肉があります。筋肉があることで関節にモロに力が加わるのを防いでいるわけですね。逆を言えば筋力が弱まればそれだけ関節の負担が増えるということです。 - 運動を続けること
これは太りすぎないことと筋力を維持することにも繋がってきますが、運動を続けることは全身状態や精神状態を良好にします。 - 関節自体の状態を良いまま維持すること
関節ももちろん老化します。これは避けられないことです。よく膝の関節がすり減って痛みが出る、なんて話を聞くかと思いますが、可能な限り関節の状態を良いままにできれば歳をとっても痛みが出にくいわけですよね。
1から3までは食事管理や運動管理、精神状態の良し悪しによっての話ですが、4に関しては1〜3の結果+αです。+αとは関節を構成する成分そのものです。筋力によって関節を保護できますが、関節構成体そのものが良ければいいわけですよね。
関節軟骨がすり減ると寿命が縮まる?
関節を構成するものは何があるでしょうか。膝を例に考えてみましょうか。関節は骨と骨とがつながるところですよね。そのまま骨と骨とがぶつかったらすぐ壊れてしまうので緩衝材となるものが存在します。関節軟骨や半月板、関節包、靭帯、筋肉……と細かく見ればたくさんあるのですが、ここでは簡単に関節軟骨に注目していきたいと思います。骨と骨とがつながるところに関節軟骨があることによって骨がすり減らないようなっています。ツルツルしていて摩擦をなくしクッション作用として働いてくれているわけですね。ちなみに関節軟骨ってどのくらいツルツルか知ってます?イメージが湧きづらいかも知れませんが、スケートリンクの何倍もツルツルしているんです、って言えばどれだけ滑りやすいか想像できますかね。つまりこのツルツル関節軟骨がある限りは関節の骨がすり減ることはないのですが、問題は老化によってこの関節軟骨がすり減ってしまい骨に直接衝撃が加わることで痛みとなりそれが運動不足につながり、そして老化をさらに早め、死を早める、というような悪のスパイラルに突入してしまうわけです。風が吹けば桶屋が儲かるとは上手いことを言ったもので、関節軟骨がなくなれば寿命が縮まる、ということができますね。逆に言えば、この関節軟骨がすり減るのを防げれば健康でいられる時間が増える、つまり健康寿命が延びると言えますよね。ではこの関節軟骨、どうやって維持していけば良いのでしょうか。
コンドロイチン、プロテオグリカン、コラーゲン、そしてグルコサミン
コンドロイチン、プロテオグリカン、コラーゲン、グルコサミン……テレビCMで嫌というほど聞いたことがありませんか?これこそが関節軟骨を健康に維持していく重要な成分なのです。ぐるぐるぐるぐるグルコサミン!なんて耳に残るCMもありますよね。じゃあこれらの成分って一体なんなのよ?ってとこなので一つずつ簡単に説明してみます。
- コンドロイチン
関節軟骨に保水性を持たせ、潤滑油的な役割、緩衝材としての役割を持っています。スポンジをイメージしていただけるとわかりやすいかも知れません。 - プロテオグリカン
関節軟骨に保水性を高めてくれるものです。 - コラーゲン
コラーゲンと聞くとなんとなく弾力性とかハリをイメージできますよね。関節でも一緒でこのコラーゲンがあることで弾力性が増します。丈夫な関節は硬すぎるのではなく適度な柔らかさと弾力性がある方がいいのですね。 - グルコサン
そしてよくCMできくグルコサミンは、なんと上記のコンドロイチン、プロテオグリカン、コラーゲンの生成を促すものなのです。あれだけCMで放映される意味が分かりますね。
これらの他にもビタミンDやイミダゾールペプチドなど骨を強くしたり、持久アップして疲労しづらい体を作ったりする成分も重要とされています。
関節自体を健康に保つことは健康寿命、そして寿命そのものを伸ばしてくれることにつながります。これらの成分をしっかり摂取することでなるべく愛犬と一緒に暮らせる時間を伸ばしたいですよね。
愛犬は何歳頃から老化現象が始まるのか
ワンちゃんは変形性関節症になることが多い生き物です。犬は人間よりも早く老化現象が始まるのです。老化現象が始まる年齢は体の大きさによります。チワワなどのとても小さなワンちゃんは短命なイメージがある方も多いのではないでしょうか。逆にゴールデンレトリーバーは長命なイメージがありませんか。実は逆なんです。ワンちゃんは体が小さい方が長生きする傾向があります。では実際に何歳頃から老化現象が始まるのでしょうか。
- 小型犬:9〜13歳
- 中型犬:9〜11歳
- 大型犬:7〜10歳
- 超大型犬:6〜9歳
大体の目安ですがこのくらいの年齢から加齢現象がはじまります。加齢現象が始まってからでは遅いので、実際にはもっと早くから加齢現象に対応をしていく必要があります。それがなるべく長生きする秘訣でもあるのです。
関節軟骨を健康に保つ方法
関節軟骨の健康が長生きの秘訣の一つの要素であることはお分かりになったかと思います。では実際どうすればいいの?てことですよね。もちろん関節に負担のかからない体の使い方をすれば関節への負担は減ります。でも犬は言葉は分かりませんのでそれは教えられないですよね。では食事で?食事にこだわってもいいかも知れませんが毎日関節軟骨にこだわった食事を用意するのは大変ですし時間もかかりますよね。
- 面倒なことはちょっと……
- 時間もかけられない……
- でももちろん長生きはしてほしい
もしそのようにお考えであれば、サプリメントという手段があります。人間でも最近はサプリメントを摂取して健康管理をされている方も多いですよね。芸能人などでもよく聞きます。最近はサプリメントもよくできていますので用法用量をしっかり守り提供してあげることで関節軟骨の健康に寄与できます。前述したようなコンドロイチン、プロテオグリカン、コラーゲン、グルコサミン、ビタミンDやイミダゾールペプチドを含んだサプリメントを毎日適量摂取することで関節軟骨の健康に貢献できます。サプリンメントだから食べないのではないか?健康に問題は?添加物などは?そんな疑問も多いかと思います。
保存料、香料、着色、化学調味料をすベて含まず、それでいて味付けも匂いもわんちゃんの好物。そして国産。こんなサプリメントもあるのです。まずは試してみるのもいいかもしれませんね。
参考までにこれらを満たすサプリンメントをご紹介しておきますね。
まとめ
関節軟骨の健康が寿命を縮めることを防ぎ、手軽にサプリメントから始めてみることをご紹介いたしました。お値段も小型犬だったら月々3000円もかからないので気軽に始められますよね。愛するワンちゃんとできる限り長く一緒に生活するために、一度お試しいただくのもいいかも知れませんね!