いざと言う時のためのペットシッター、信頼のおけるペットシッターの見つけ方も教えます!

いざと言う時のためのペットシッター、信頼のおけるペットシッターの見つけ方も教えます!

ベビーシッターは最近よく聞きますよね。悪いニュースもありますが、この昨今の状況の中でそれだけ需要が増えていると言うことですね。と言うことは自ずと増えてくるのがペットシッター。まだあまり普及はしていませんが、ペットも家族の一員。飼い主に何かあった時のため、非常事態などのためにペットシッターを必要になった時のために知識だけでも知っておくのが大切だと思います。

突然、愛犬の世話ができなくなった時、どうしよう

旅行でもそうですし、病気で入院することになった、出張でしばらく家を空けなくてはならない……など突然愛犬の世話ができなくなる時ありますよね。旅行ならペット同伴可能なホテルを利用すれば同伴も可能ですが、入院や出張だと一緒に連れて行くと言うのはちょっと難しいです。そんな時にどうすればいいか、一昔前ならちょっとお隣さんに面倒を見てもらうとかもできたかもしれませんが今や何かと面倒な時代ですよね。ですのでペットホテルを利用するのが一番メジャーな選択なのかなとは思います。ペットホテルは今はだいぶ整備されてたくさんみるようになりましたね。ですのでペットホテルはおすすめですので近くに相性の良いペットホテルを見つけておくのは一つの手ですね。そして今回もう一つの手としてご紹介したいのが、「ペットシッター」です。あまり聞き慣れないかもしれないかもしれませんが、ベビーシッターのワンちゃん版ですね。実際にご自宅にプロのペットシッターさんがお邪魔してペットのお世話をしてくれるというものです。散歩から食事の世話までその愛犬の個体に合わせたお世話をしてくれますよ!

ペットシッターのメリットとデメリット

ペットシッターは何が良いって、ズバリ!「いつもの生活環境と同じ環境でペットがストレスなく生活ができる」ということでしょう!愛犬は繊細な子も多いです。生活環境が変わっただけでストレスが溜まって問題行動を起こしてしまうことだってあります。もちろん万物にはメリットもあればデメリットもあるので、何もかもメリットしかない、なんてことはそうそうないでしょう。ペットシッターのメリットとデメリットを簡単に説明しますね。

 

メリット

  • いつもと同じ環境でペットは生活できる
  • 飼い主は送り迎えをする必要がない
  • ペットホテルだと何かと準備しなくてはならないがそれが必要ない
  • なんなら普段より手厚いお世話をしてくれるし散歩もしてくれる

 

デメリット

  • 家の鍵をペットシッターに預けなくてはならない
  • 自宅に他人がいることに抵抗がある人には難しい
  • ペットシッターがいない時は結局一人ぼっちの時間はできてしまう
  • 万が一異変が起きた時にペットシッターがいない時間帯だと発見が遅れてしまう

 

何事もメリットとデメリットはありますので、自分にとってメリットが多ければ利用するのは全然アリだと思います!

 

どんな人が来てくれるの?ちょっと心配……

ペットシッターは、淡白な言い方をすれば他人に鍵を預け、他人が自由に家を出入りできる状態ではあります。ですのでそもそもそのこと自体に抵抗がある方は利用を控えた方が無難でしょう。今の時代、家事代行、料理代行、などさまざまな代行サービスがありますし、家に他人が入って代行作業をすること自体になんの抵抗もない方はペットシッターはもってこいの代行サービスではないでしょうか。ではペットシッターはどんな人が来てくれるのでしょうか。それはもちろんペットシッターサービスを提供している会社によって質は違うかもしれませんが、基本的に専門資格をもったプロのシッターが来てくれると思います。が、ペットシッターを頼むのであれば以下の点に注意してくださいね。また詳しく後述しますのでここでは簡単に箇条書きで説明します。

 

  • 犬猫の専門の資格を持っている
  • プロのペットシッターが来てくれる
  • 毎回同じシッターさんが来てくれる専任性である
  • 外出先でも現在愛犬がどんな状態かわかるようになっているか(報告書の徹底)
  • ホームページ等にしっかりと情報が開示されているか

 

ただ評判がいい会社だとしても、ペットシッターさんがあまりいい人ではなかった……なんてこともあり得ますよね。結局は担当してくれるペットシッターさん自体の質にはよってきてしまいますのでしっかり吟味してくださいね。ではペットシッターの営業形態はどうなっているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

ペットシッターの営業形態はどうなっているのだろうか

ペットシッターは実際どんな営業形態があるのでしょうか。大きく分けて3つあると思ってください。

 

  1. ペットシッター会社
    これはペットシッターを派遣するための会社ですね。いわゆる派遣です。その会社がペットシッター依頼の窓口となって、依頼が来たら登録されているペットシッターを派遣するという流れです。
  2. 個人事業主
    今は様々な職域で個人事業主もかなり増えていますよね。ペットシッターも多分に漏れずです。個人事業主なのでまさにその人が窓口となってその人がペットシッターとしてやってくる、ということです。内容は違いますが、料理代行などをしてくれる家政婦の志麻さんなんてとてもいい例ですよね。あそこまで評判が良いというのは料理の腕もそうでしょうが、何よりその人柄や信頼性というものが高いということなのだと思います。
  3. モグリ
    いわゆる個人できちんとした登録もせずにペットシッター業務を行なっている人のことです。個人で開業する場合はきちんと税務署で開業届を出す必要がありますし、ペットシッター事業も法律によって国や自治体への登録が義務付けられています。正規の手順を踏んでいない時点で信頼が置けないな、とわたしなら思ってしまいますが、そこは利用する人の判断にはなってしまいます。ただ、法律違反で事業をしている人に仕事を与えるということになるのでそれはどうなのかなと、正義感の強いわたしには到底できません。下手すると納税すらしていない可能性もあります。

 

以上のように大きく分けて3つですが、3番目は問題外としてペットシッター会社だろうが個人事業主だろうが結局は担当してくれるペットシッターさんですよね。では信頼のおけるペットシッターさんはどうやって見つければ良いのでしょうか。良い方法はないのでしょうか。

 

 

 

信頼のおけるペットシッターの見つけ方

ペットシッターはもちろんペットにおける知識や技術も大事ですが、結局は担当してくれる方の人間性や信頼性が一番大切なのかなと思います。この記事の最初の方のどんな人が来てくれるの?の項で簡単に説明しましたが、信頼のおけるペットシッターを見つけるのは簡単なことではないです。でも目安として知っておいた方がいいポイントがありますのでそれをご説明しますね。

  1. ペット専門の資格を持っているかどうか
    資格があるだけで安心ですよね。ただし、一点注意して欲しいことがあります。それは……ペットに関する国家資格って実は「獣医師」と「愛玩動物看護師」しかないのです。ドッグトレーナー、トリマー、動物介護士、アニマルセラピーなどなどペットの資格はたくさんありますがこれらはすべて民間資格です。ですので逆に言えば「獣医師」と「愛玩動物看護師」以外は手を挙げれば誰でもペットに関わる仕事ができるということです。それは技術の差も出てしまいますよね。ペットの資格を持っています、という言葉だけに惑わされずどんな民間資格でどんなその資格の難易度などは調べてみてもいいかもしれませんね。資格を持っていることに越したことはありませんが、たった1日で取れちゃう資格もあります。
  2. プロのペットシッターかどうか
    これは見抜くのは非常に大変です。まずは民間資格であるペットシッター関連の資格を持っているかどうかは確認してもいいかもしれません。実はペットシッターは資格がなくてもできてしまうのです。ペットシッター派遣会社がペットシッターを募集するときは「資格不要」と書かれていることも多いです。ペットシッター関連の資格をあげておきますね。・認定ペットシッター・ペットシッター士
    ・愛玩動物飼養管理士(1級・2級)
    ・JKC愛犬飼育管理士
    ・家庭動物管理士これらの資格は全て民間資格です。
  3. ホームページ等の情報がきちんと開示されているか
    おそらくペットシッターを頼むとなったらホームページから頼むことがほとんどかと思います。そこで確認して欲しいことがあります。
    ・ペットシッターのプロフィールがきちんと書かれているか
    ・どんな資格を持っているのか
    ・どんなサービスを提供しているのか(業務内容の確認)
    ・料金面はどうなっているか
    ・事前カウンセリング制度があるか
    ・万が一の保険加入制度があるか
    ・返金保証があるか
    簡単にこれらのところはしっかり確認しておきましょう。ちょっとでも信用できないな、と思うのであればその会社や個人事業主は控えたほうが無難です。
  4. 第一種動物取扱業登録されているペットシッターかどうか
    実はペットシッター業務をやるには、第一種動物取扱業の登録が必要であると動物愛護管理法で義務付けられています。ペットシッター全員が第一種動物取扱業登録の「識別票」を所持しているはずなのでそれを見せてもらうのもいいかもしれませんね。
    以下に動物愛護管理法を抜粋いたします。第一種動物取扱業を営む者は、事業所・業種ごとに都道府県知事または政令市の長の登録を受けなければなりません。また、動物の管理の方法や飼養施設の規模や構造などの基準を守ることが義務づけられています。第一種動物取扱業者は命あるものである動物を扱うプロとして、より適正な取り扱いが求められます。登録せずに営業した場合や改善命令や業務停止命令に従わなかった場合は、100万円以下の罰金に処せられます。また、登録内容の変更を届け出なかったり、虚偽の報告をした場合は、30万円以下の罰金に処せられます。上記のように義務付けられており、動物取扱責任者を選任しなくてはなりません。個人事業主の場合は本人がこの動物取扱責任者としての資格を持っていなければならないわけです。
  5. 事前カウンセリングがあり、ペットシッターは専任性かどうか
    ペットシッターは毎回同じ人が来てくれる方が良いですよね。そして初回いきなり家に来てお世話するのよりはまずはじまる前に一度当日来る予定のペットシッターさんとのカウンセリングがあると安心安全ですし相性が悪そうであればその時点で変更を申し出てることもできますよね。ここら辺のことも確認しておくといいですよ!
  6. 万が一の保険制度や返金保証があるかどうか
    ペットシッターを任せているときに何か事故が起きたり、サービスがとても不満で返金を求めたい時など、補償制度がきちんとしているかどうかも予めチェックしておくと後々面倒なことにならないと思います。

 

 

まとめ

今回はペットシッターの内容と信頼のおけるペットシッターの見つけ方をお伝えいたしました!大切な愛犬を見てもらうのでしっかりチェックしてからペットシッターさんは選んでくださいね!